早漏治療における年齢と施術価格の関係性
結論から言えば、運転免許証のように年齢と比例して価格が上がるといった傾向はありません。
どちらかと言えば症状により早漏治療の種類が異なってくるため、それに伴い施術の価格が変わるといった特徴はあります。
たとえば若年層は、健康だったり性欲旺盛であるがゆえに過敏性早漏となるケースがあります。
通常の男性と比較して、外的刺激により射精コントロールがしづらくなるために早漏と診断される症状です。
ストレスなど精神的な問題が原因である心因性タイプや、PC筋の衰えが原因の衰弱性タイプは中高年層に多く見られます。
比較的若年層に多い敏感性タイプの早漏治療は、性感を鈍らせる手術で解消できることが多いです。
一方で肉体および精神的な悩みの両方からアプローチする必要がある心因性や衰弱性タイプは、内服薬の処方や薬剤注入で解消する傾向にあります。
過敏性の早漏治療に用いられる手術と比較すると、薬剤を用いた早漏治療の方が1回の価格は安価です。
しかし1回の通院で解決するとは限らず、場合によっては長引くことも考えるとやはり価格は個人の症状・状態によって変わると言えます。
症状に合わせた早漏治療の価格の相場
衰弱性および心因性の早漏治療は、内服薬を投与することで改善が見込めます。
性行為の前にあらかじめ服用しておくことにより、挿入から射精までの時間を3〜4倍にまで引き上げることが可能です。
内服薬の場合、3錠で1万円前後が相場となっています。
次に、過敏性の早漏治療に用いられる方法について見ていきましょう。
比較的価格が抑えめである手法に薬剤注入が挙げられ、相場は8〜15万円ほどとなっています。
性感を司る包皮と、射精をコントロールするための器官である深部神経の中間に注入して、膜を作るのが主な治療法です。
陰茎に与えられる刺激を緩和して、射精に至るまでの時間を延長するという仕組みです。
もし仮性包茎や真性包茎であるなら、包茎手術も効果的な早漏治療となります。
普段から皮をかぶっている男性は、そうでない方に比べて刺激への耐性が弱い傾向にあります。
敏感な場所である包茎小帯部を切除して、早漏を改善する方法です。
包茎手術の相場は、陰茎の状態にもよりますが10〜15万円が目安となっています。
まとめ
早漏治療は症状によって原因も、それを解消するための施術・手術も大きく異なります。
またその状態により治療期間が異なるため、施術単体の価格だけでは最終的な治療費は分かりません。
年齢ごとに発症しやすい症状・状態はあるものの、全てが一律の期間・治療費という訳ではないのが現状です。
まずはクリニックに訪問して、カウンセリングを受けて治療方針を相談することから始めましょう。
この時、費用面はもちろん親身になって相談に乗ってくれるクリニックを選ぶことが重要です。